わおわおにゃんこのドラーナさん


ホームレスキャット歴をもつおしゃべりにゃんこの日記。
by dorahna
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ノラ猫時代から保護まで(3):年末の寒い日に再び抱っこ

(1)はじめての出会い
(2)命名「抱っこ猫」


2009年の11月にはじめて抱っこして以来、
あの人懐っこい公園ネコさんを
「抱っこ猫」と呼ぶようになったわたしたち。

はじめての抱っこをした時間は夕方の16時〜17時くらい

このときはたまたま打ち合わせの帰りに通りがかったけど、
普段はたいてい籠ってる時間です

なので遭遇の可能性はとても低いのだけど、
公園を通りがかるたびにあのベンチに目をやり、
「また座ってるかな?」と気にするようになってました

たまたまいて、さらにたまたま自分にも少し時間があるときは、

まず家に帰って抱っこしても大丈夫な防寒バッチリのコートに着替えて
お茶をたずさえてから
公園に戻り

しばらく抱っこ。


・・・そういうチャンスがあったのは
はじめての抱っこから年末までの一ヶ月半ほどで
ほんの3回くらいでしたが・・・


そのたび、抱っこの時間が長くなり
(なかなか下ろさせてくれなくなり)

遠くからでも私たちを見ると「にゃーにゃー」近づいてくるようになり

もしくは通りがかっただけで、
茂みから「にゃーにゃー」出てくるようになったり


・・・「抱っこ猫」の親密度は増すばかり・・・



その間、わかったことがいくつかありました

-ノラさんである
-公園の向かい側の奥さんがご飯をあげてる
-人懐っこくて色んな人に抱っこされてる
-子どもが凄く苦手。他の猫さんたちより苦手度が強い
-犬は平気
-かなり慎重派
-他の猫に対しては割と強気



「やっぱり『ノラ』だったのか・・・」

ショックでした


外飼いされてる飼い猫さんだったらいいな、と思ってたから・・・


・・・だって、こんなにこんなに人懐っこいのに・・・

あたたかい居場所がどこかにあって、
たまーにいろんな人に愛想を振りまいてる
そんなことを、期待してたのに・・・



ノラさんだと聞いてからは、

「今日も誰かにたくさん抱っこしてもらったのかな」
「寒くないかな」
と、
気になってしまうことが多くなってきました


・・・その一方で、できる限り気にしないようにつとめました

最終的に責任をもてないのに半端に情をかけるのは
愛ではなく執着である
、と感じてるためです




また

このエリアでは「地域猫活動が盛んで成功している」と信じていた、

ということもありました

引っ越して来た10年前から、
近所のお店の奥さんなどから
たびたびこういう話を聞いていたためです

実際、このあたりで見かける猫たちは
どの仔もたいてい丸々としていて、健康そう


「きっと、『抱っこ猫』にとっても、
地域猫として色んな人に可愛がられることが幸せなんだ」
と、
思い込もうとしてました


ところで
はじめての出会いのときに
「お!猫写真か、めずらしいね」と声をかけてくれ、
その後べつの日に抱っこ中、
再び通りがかって話しかけてくれた
近所の「ご隠居紳士」さんがいるのですが


その方によると、「地域猫活動」は、どうも、
必ずしも近所全体が納得した上での活動ではなさそうです

この「ご隠居紳士」さんは愛護精神は持ち合わせているものの、
「トラブル」の存在については問題視していたようです


・・・やっぱり地域猫活動は、むずかしいよね・・・そうだろうなぁ・・・


この頃あたりから、
見てみないふりをしてきた「地域猫の問題」について
自分自身に関わりのあることとしてウォッチするようになってきました


・・・同時に、それまで気にしていなかった・・・というより・・・
あえて気にしないように努めていた
ノラさんたちの(生命の/生活の質の)リスクについて

考えるようになってきました



ノラ猫と「仲良し」になるのって、かなり微妙な行為

どこでどう「線」を引くのか、という問題があります

もともと日本の在来種ではない「イエネコ」は、
人との関わりの中でしか生きていけません
しかも、その関わりには、大きな責任が伴いますよね





・・・ほんのほんのちょっぴりの「思索」だったけど

思えばこの意識の変化が
今ドラーナと暮らす礎になってたんだなぁ・・・

今はそう思います




・・・話を戻しますが



それにしても、寒い季節にベンチで1時間過ごすというのは、
かなーーり厳しいものですよね


そんな寒い季節こそ、「抱っこ猫」にとっては抱っこが恋しいはずだけど・・・

いったいどれほどの人が抱っこしてくれるんだろうか・・・



暮れも押し迫った29日、

夜、プギえもんと二人で公園を通りがかると
「抱っこ猫」がベンチに座ってるのが見えました




「あ、いる!」と声をだしたら

「にゃー」と言いながら、こっちに近づいてきました



・・・「抱っこしにくるからね」と声をかけて
防寒用コートを取りに戻り
また戻ってみると

そのままの位置で、
まだ三つ指ついて待ってました


ベンチの方に歩いていくと
「にゃーにゃー」言いながらついてきて

座った途端

「とーぜん」のように速攻で膝の上



プギえもんの膝の上で頭をぐいぐい押しつけてる「抱っこ猫」
d0166355_1142441.jpg




30分くらいプギえもんが抱っこして、寒さのあまりギブアップ

今度はわたしが抱っこして、さらに1時間くらいいました


そのうち別の公園ネコさんたちも集まってきました


・・・「ごはんを誰かがあげに来るのかな」
・・・「これだけ友だちがいれば、きっと楽しいね?」
・・・「寒くってもいろいろあっても、大丈夫だよね?」

d0166355_12274623.jpg



年末にかけて、
私たちは業務が非常に多忙になってしまい、
睡眠時間もろくろく取れないような状況が続いてました

・・・そんな中、こんな時間はとても心なごむものであり
同時に、中途半端で身勝手な情のような気もしました

わたしとプギえもんは、
「自分たちには最終責任は取れないし
できることがほとんどないのだから、
できる限り思い入れないようにしよう」

と話しました


d0166355_1144223.jpg


そうして2009年はおわり、
2010年に突入していったのでした・・・


→NEXT:(4)「春になって再会」


動物・ペット
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by dorahna | 2010-06-18 12:24 | ノラ猫時代から保護までの経緯

猫のドラーナと飼い主について

野良猫母さんから生まれ、飼い猫として過ごした後ホームレスになり公園猫として色々な人たちに可愛がられたのち、2010年5月、8歳で猫ビギナー夫婦(りあな/プギえもん)に引き取られる。公園ネコ時代はこの2人から「抱っこ猫」と呼ばれていた。
飼い主夫婦は謎のフリーランサーズ。あちこちでウロウロ活動中。

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